その調査能力が買われ、博士号を取得して10日後にCIAからスカウトを受ける。CIAの一員になれば、カネも地位も簡単に手に入る。調査官曰く「東京にはCIAの協力者がかなりいる」「国会議員にも10人以上」(明確な数字は言わない)「産業スパイも当然の政策だ」(注:これらの発言は1976年当時のものである)そしてCIAになれば毎日が大冒険だと...誘ってきた。
しかし、CIAになるという事は国籍を変えなければいけない。その瞬間、自分が日本人だという事を痛烈に自覚した。そして「私が日本を裏切るれるなら、将来、アメリカも裏切る。CIAはそんな人間を雇うべきではない」と断り、CIAの調査官が感激し、リアル・ラスト・サムライとの異名を持つ。
1941年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。 同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士) J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。それより現在まで、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。
この10年20年、政治家もNHKもわれわれ日本人全員が明治維新のヒーローに憧れています。しかし、本当の明治維新とはどんなものだったのか?なぜ、22~3の若造の集まりが、強大な権力をもった幕府を倒すことができたのか?(現代で20代の若造の集まりが打倒安倍内閣と言ったら笑いものになるだけです)
維新のヒーロー坂本龍馬に誰がカネを出したのか?海援隊という5〜60人の働いてない男たちを養うカネはどこからでてきたのか?大量の武器(今の価値で50億円とも言われます)を買うカネはどこからでてきたのか?軍艦を買う金は?全国各地に出張しまくるカネは?一体、誰が何の目的でそのカネをだしたのか?
100万人の幕府軍は簡単に圧勝できたのに、なぜ突然、戦闘を放棄したのか?
日本中の刺客から狙われていた坂本龍馬、一体だれが殺したのか?なぜ犯人が分からなかったのか?
イギリス大英帝国と麻薬の不都合な関係ーこれを知ると明治維新の本当の姿が見えます...
世界の銀行格付けトップ3に入る超優良銀行の知られたくない過去(講演録では出ますが、ここでは怖くて名前が書けません)
などなど、われわれが知っている美しい、憧れの明治維新とは全く違った、現実の姿を教えてくれます。この講演録を聞き終わった後には、きっとあなたの「明治維新のイメージ」は全く変わっているでしょう。それだけでなく、その後の歴史の見方そのものが変わるかもしれません。その後の歴史も全く違った視点から見ることができるようになるでしょう。西先生曰く、われわれが知っている明治維新はその時の御用学者が書いた歴史で、真実とは違うようです。ぜひこの講演録を聞いてあなた自身で判断してください。
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スタンフォード大学にあるフーヴァータワー。西教授の職場は10階この上の窓のあるところ。政権によりフーヴァー研究所からは多数の教授がホワイトハウスの要職につく
「Unconditional democracy」邦訳「國破れてマッカーサー」フーヴァー研究所から発行された西教授の著書は米国の大学で日米関係、日本近代史のテキストとして使われ、経済学を学ぶ者がケインズを学ぶように、日米関係を学ぶ人間が西鋭夫を学ばないと話にならないと言われる。
形式:オーディオCD 時間:1時間24分
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上記掲載。西鋭夫の講演会を収録したコンテンツです
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