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<藤井先生の情報リテラシー大全をご覧になった方からの声(ほんの一部です)>
そして、この経済史に残る一大事件こそ
「ドル・ショック」です。
長い歴史を通じて「通貨は金に変換できるもの」という考えが定着していた当時、世界で唯一、金と自国通貨「ドル」との交換を約束していたアメリカが突然、金との交換を「停止する」と宣言しました。
そして、1ドル=360円と決まっていた日本円の価値は、1ドル=308円へと急変…
その影響で、繊維業や自動車、機械をはじめとした輸出産業で、経済復興を遂げようとしていた日本は大打撃を受けました。そして、日本が得られるはずの利益はものの見事に下がっていきました・・・
利益が出ないことにより、倒産する工場。影響を受ける家計…日本は経験したことのない驚きと不安に包まれました…。でも、
さかのぼること、第二次世界大戦直後、、、疲弊したヨーロッパとは真逆に、直接の被害をほぼ受けず世界最強の国として君臨していたのが、アメリカでした。
その時のアメリカは、世界の貨幣用金の75%をも保有し、世界の覇権を握っていました。さらに、35ドルと純金1オンス(約31.1g)を交換することをアメリカ政府は保証し、紙でできたお札と、純金がいつでも、必ず交換できる…これが米国ドルの強さでした。
そして、戦後の衰退から、世界の国々がお互いに経済発展できる仕組みを作るために決まった基準が、1ドル=360円という価値でした。その基準のもとで日本は、必死の思いで、所得倍増を目指して、輸出中心に経済復興を実現。でも、その一方で、米国はソ連との冷戦で膨大な軍事費を強いられていました…それだけでなく、ベトナム戦争による戦費の増大もあり、大量の財政支出、軍事力増強の結果残ったのは、大幅な財政赤字…
気付いた頃には、日本は世界の経済大国へ。そして、米国は国際収支の悪化で、大量のドルが海外に流出し貧困国になりつつありました…それでもなお、米国は財政を立て直すために、多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ…いつのまにか、ドルの強さの裏付けだった、金の準備量をはるかに超えたものとなっていました…
つまり、金があることを裏付けにしていた米国の信用は失墜し、金との交換を保証できない事実を認めなくてはいけない危機的な状態。今なお、ユーロと比べても、円と比べてもナンバーワンの信用があるドルが、その保証を自ら手放す決断を迫られていたときでした…それまで誰もできなかったその決断を、ニクソン大統領は一夜で決定するという行動に出たのが、ドル・ショックが起こった理由です。でも、ドルが金の裏付けを失うというあまりに急な声明は、世界中に未曾有のショックをもたらしました…
自由な為替相場に変わり、米ドルは信用を失って大量に売られ、市場は大暴落…1ドルは360円と明確に決まっていたお金の価値が、1ドルが何円になるのかわからない…輸出で経済がまわっていた日本にとっては、いくら売ってもどれだけの利益になるのかわからない、、、先の予測が立たない、、、まるでギャンブルの世界に突き落とされたとでも思えるような状態でした。
8月15日(日曜)の夜、市場が閉じている間に発せられたニクソンの一言は、長い間保ってきた世界経済の秩序を、瞬く間に変えてしまいました…それは、まるで神の見えざる手だったのかもしれません。
ただ、狙っていたのかどうかはわかりませんが、アメリカでは日曜日の夜でも、日本では月曜日の朝…つまり、株式市場はすでに開いていたたため、日本はその影響を真っ先に受けて大混乱に陥りました…
結果的に、アメリカは貿易に関税をかけ、日本とは対照的に、次第に経済力を取り戻していきました…
なにより驚きなのは、これだけの影響を与えたドル・ショックをニクソン大統領は、財務省や国務省、FRBの高官などに根回しすることも、議会への提案や説明も、法律の変更もなく行ったことです…
米国の国益を優先した大統領ただ1人の決断…それが、経済、貿易、世界のルールを、常識を一気に変えてしまいました。そして、声明を皮切りに、法律が変わり、世界が動き、今の変動相場制として、経済の常識となりました…
常識が覆されたのは経済だけではありません…
ニクソン大統領は政治、外交をも一変させました。ドル・ショックのたった1ヶ月前、アメリカの手のひら返しで国家の運命が変わったのは中国です…
それまでアメリカは台湾の中華民国(蒋介石政権)を中国の正当な代表として支持、支援していました。そして、人口がいかに多くても革命を起こした中華人民共和国に対しては国連加盟すら反対…もちろん、同盟関係の日本もそのスタンスでした。そのアメリカが突如、、、
「中華民国を見捨てて、中華人民共和国と国交正常化を行う」と表明。世界が震撼しました…
背後では、キッシンジャー大統領補佐官が秘密裏にパキスタン経由で北京に乗り込んで、周恩来らと秘密交渉をしていたことが後日、明るみにされましたが、これも国務省幹部すら知らされず、議会も全く無視されていました、、、「ベトナム戦争で泥沼化していた外交政策を再構築するためには、チャイナとの取引が必要だ」だから、これまでは台湾を支援していたけれども、中国と手を握ろう…
これが、アメリカ国益を優先したニクソン大統領の思惑でした。
時の佐藤首相はニクソン大統領の米中国交正常化の表明直前に、キッシンジャーの訪中を初めて知らされて、唖然として、返す言葉すらなかったと言われています。
同盟国である日本のことなんか、これっぽちも考えていない…見捨てられた台湾は当然のこと、日本以外にも多くのアメリカの友好国、同盟国が裏切られたと感じました…
たった2ヶ月で経済を変え、政治、外交のあり方を変えた世界の帝国アメリカにとって、「同盟は守るもの」「約束は守るもの」という考えは机上の空論だったのでしょうか?
全てはアメリカの国益のために世界が動いていた…
事実、そう考えてもおかしくないほど、私たちの周りを見渡しても、アメリカ帝国の言動が世界に影響を与えているのは間違いないでしょう…石油、自動車、IT、軍事、宇宙…といったあらゆる産業から、文化活動、教育に至るまで、アメリカの動き方ひとつで国際関係も、国家の興亡も決まると言っても過言ではないのではないでしょうか…そして、アメリカ帝国の権力を最も強く握っているのが「大統領」です。
でも、私たちはそのアメリカ大統領のことをどれほど知っているのでしょうか?
アメリカ大統領がどういう意図で、経済を、政治や外交を、軍事を、あらゆることを動かしてきたのか…その背後にはどんな出来事があり、世界が変わってきたのか、そして、これから何が起ころうとしているのか…いまひとつ明確には伝わってきません。
事実、トランプv.s.ヒラリーの大統領選のように、われわれ日本はアメリカの同盟国であるはずなのに、現在の日本政府もメディアも、真実を報じてはくれず、日本人のほとんどが、その結果に愕然としました。そして、トランプ大統領が誕生したあとも、真実を報じられないという現状は変わらないままです…
誰がアメリカ大統領になるのかで世界の運命が変わる…日本を守るのも、発展させるのも、そして、衰退させるのも…世界を牛耳るアメリカとの関わりを抜きにして語れない、、アメリカ大統領の動向を知らずして世界の行方はわからない…
これまで、アメリカ大統領が行ってきた政策やその背後にある意図は何だったのか?
それにより、世界はどう動いたのか?われわれ日本人は、どのように影響を受けてきたのか?
アメリカ大統領の動向を中心に、世界の動きを読み解くための本質的な考え方を身に付けて、丁寧に歴史上の出来事を見ていけば、過去はもちろん、現在、世界で起きていることも、そして、未来に起こりうることも、全てがつながり、ひとつの延長線上にキレイにならんでいきます…
そうすれば、あなたの世界を見る目、そして日本を見る目はひとつずつ変わっていくでしょう…
こういった国際関係を見る本質的な力を身につけてほしい…日本人により大きな世界観を持ってほしいと思い、藤井先生との協同企画で作ったのが、日本人のための情報リテラシー大全「国際関係学 - 前編」です。
藤井先生は元々、米国を中心とした国際政治学が専門。でも、「それだけでは世界を読み解くことはできない。」という思いで研究調査の範囲を広げ、今では政治、経済、文化、文明、思想、宗教、哲学といった伝統的な学問はもとより、ITなどの最新分野も研究しています。
つまり、世界では当たり前のベースとなる考え方、幅広いものの見方が藤井先生の講義を聞くことで自然とわかり、身に付いていきます。それだけでなく、日々入ってくる情報をどんな切り口で考えればいいのかがわかるので、今までは思いつかなかったような視点でものごとを見る楽しさ、ひとつひとつの情報が結びつく刺激と快感を得られることでしょう。
それでこそ、日本と世界で起こっていること、一つ一つの出来事の関係性や距離感を自分のモノサシで考えながら、判断して人生を進めることができる自立した人間になれることでしょう。
情報リテラシーがオモシロく、深く学べるから自然と身につく藤井先生の講義は上場企業や金融機関、投資家など「情報が命」という人たちが評価をするほど、とてつもなく専門的な内容なのですが、その話は難しいどころか図表やデータ、絵がふんだんにあるだけでなく、驚くほどわかりやすく、誰が聞いても楽しく学べるほどです。
なので、ここで得た新しい視点を通して世界を見ることで、今まで自分一人では考えつかなかった新しい発想が浮かんできます。思い出してください、、、
幼稚園の頃、好きなこと、新しいことを覚えるたびに興奮して、夢中でワクワクしながら過ごしたあの時間、、、そんな刺激的で、冒険に溢れた毎日がこれからの生活で蘇ります。
これこそ、日常を漠然と過ごしていては得られない、刺激的で価値ある体験と言えるのではないでしょうか。
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この講座で、今まで思っても見なかった角度からものごとを見る姿勢が身に付いて、見える世界が変わったとしたら…今までと同じ日常で受け取る情報の一つ一つが、より刺激的で毎日、冒険的なものに変わったとしたら…それはあなたにとって、どれほどの価値があるでしょうか?
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藤井厳喜先生が35年以上かけて積み上げた調査結果や経験、我々には簡単に手に入らないような現地パートナーの生情報を集めることでできあがっています。
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もう1つは、私たちの日常に密着しているにも関わらず、誰も教えてくれなかった「経済学」の本質を、「資本主義」というキーワードを通して丁寧に知る道…ほとんどの日本人が低いままの情報リテラシーを高めることで、1つの情報を自分自身で色んな角度から、読み取れるようになる…出来事と出来事の結びつきが鮮明になる…そんな、これまでとはちょっと違う新しい世界を知る体験を通して、今までは発想できなかったアイディアに出会えたり、行動も変わりはじめる…
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ぜひ、あなたにとって、豊かな人生を歩んでいけるための選択をしてください。
お申し込みは10月8日(日)まで
<お申込内容>
・情報リテラシー大全「国際関係学 - アメリカ大統領から読み解く国家の興亡(前編)」
(全18講義、合計4時間41分の動画)
・特典「核戦争の真実」(33分の動画)
※ご購入後のメールに記載しているURLからご覧いただけます。
・30日間の返金保証付き
・定価29,800円ところ19,800円(税抜)
1つ1つのセッションを見るごとに、自分が狭い世界に住んでいたことに気付くとともに、あなたの世界が広がる面白さを実感できるでしょう…
国際政治学者、藤井厳喜先生です。
「本質的な情報を読み解く力、判断する力は日本だけを見ていては学べない」
藤井先生はハーバード大学大学院を卒業後、ユダヤ人パートナーと
ビジネスを立ち上げたのが35年前。以来、世界各国のニュースや統計資料、現地住民だけが知るナマの情報を元に分析し、分かりやすく公開しています。
「日本で起こったことがアメリカに影響を与える。アメリカで起こったことが、メキシコに、シリアに影響を与える。」一見、全然関係のない地域で起こったことに、我々は知らないうちに巻き込まれている。でも、その本質をメディアも教育も伝えない…これを知れば、世界で起こっていることをもっと知的に読み取ったり、ワクワクしながら日々を過ごすことができる。
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全22講義、
合計5時間4分の内容は…
日本人のための情報リテラシー大全
「経済学」編 - 誰もが知らない「資本主義」の本質 -
講義1 経済学の誤解 - 大学、官僚が明かさない経済の大前提
15:38
講義2 日本人が知っておくべき金(きん)の幻想- 英語の“goods”に隠された経済の本質
13:12
講義3 日本をダメにした政治家は知らなかった? インフレ・デフレを読み解くお金の正体
24:23
講義4 資本主義の盲点- 先進国 vs. 発展途上国:70億人が巻き込まれた2つの経済原則
21:49
講義5 資本主義の現実- 中国共産党が企む”バブル崩壊と外資”の切っても切れない関係
08:32
講義6 「統制・競争・詐欺」日本と世界の経済史- 市場のバランスを守る2つの前提
12:30
講義7 明治維新とアメリカ大恐慌の共通点 - ”貧富の格差”に隠れる資本主義の闇
19:58
講義8 経済成長と借金- 真面目な日本人に知らされない資本主義の宿命
08:02
講義9 財務省の嘘- ”借金大国・日本"が潰れない訳 - 国の借金が怖くなくなる1つの条件
18:44
講義10 資本主義が崩壊する日、日本財政が復活する日 -2つの権利から予測する日本人の未来
11:51
講義11 洗脳か?常識か?金融政策と日銀のタブー- 偉大な蔵相・高橋是清に学ぶ不況脱出策
16:02
講義12 経済破綻国 vs. 日米- 見方を変えれば、世界が変わる…1枚の紙で読み解く日本の真実
13:55
講義13 “ソ連崩壊”と”デフォルト”が強国を生んだ?- ロシア、英、米も辿った国家再興の裏側
06:37
講義14 「日本は世界的に見て安心できる国だ」- 本当は世界一の日本、財政黒字が危険なワケ
07:57
講義16 国家経済を動かす3つのエンジン- 日本の祖先とアメリカに学ぶ賢い財政投資
22:28
講義17 トランプ流”アメリカファースト”の経済学- 第二次大戦〜現代で見る需給の仕組み
14:57
講義18 「一般法則は存在しない」- 人口増減と成長率…データで暴く俗説の嘘
05:49
講義15 経済学者とマスコミには騙されない!- 20分あればわかる”本当は簡単"な経済の仕組み
16:45
情報リテラシー大全
「経済学」編
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藤井厳喜氏の情報リテラシー大全最新巻「経済学」編
講座の一部を無料で公開…
講義19 知られざる世界経済の法則- 覇権、密約、信頼が生んだ米ドルの強さと日本円の価値
19:26
講義20 自由貿易の限界か?第三世界輸出か?- 藤井厳喜の予言「矛盾する世界経済の未来」
13:57
補講1 [実証]人口減少でも経済成長が可能な訳
02:59
補講2 税金はお金持ちからとればいい?- 日本も経験した資本主義3つの欠陥
08:39
この講座を担当するのは…
2018年中に、現在の講義に1〜2時間の内容を加え、アップデートを行う予定です。今回、お申込み頂いたあなたには、そのアップデートコンテンツも全て無料でご提供します。ぜひ楽しみにしていてください。
3つの品質保証で
安心して試すことができます
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<お申込み内容>
「大局観が持てる講座」
とても興味深く拝見致しました。
見る前と、見た後では世界の見え方が違っています。
大局観を持つことができました。今後のシリーズも楽しみです。
山内 昌樹さま
「多くの人に世界の実態を知ってほしい」
先生の情報を勉強させていただき、西欧及び米国では物事の理を尽くす基本理念を持っているのに対して、日本人の淡白さあいまいさがこのままでは、国際社会において国家として、持つのか不安です。
多くに人に世界の実態を知ってもらいたいと思います。
熊井 和明さま
「情報に客観的な根拠をもって、自分で考えれるようになる」
この講座を学ぶことで、今流れる情報に対し客観的な根拠を持って、より自分で考えることができるようになると思います。世界の「なぜ?」が、理解できてくると未来も予測できそうな気がします。
あかぽん さま
「自分の成長に大変役に立つ」
藤井先生のコンテンツは、今回ので3回目になります。
いつも思うのですが、落ち着いた口調でお話しされるので、よく耳に残ります。
日本のメディアからは絶対わかりえないような内容ばかりなので、だんだんテレビを見る機会が少なくなりました。
おかげ様で、良くも悪くも、日本を取り巻く情報精度の低さを理解できるようになりました。
何も知らないまま、既存の情報ソースにまみれ、世論誘導されていたと思うと・・・。
会社の同僚や知人との話でも、テレビや新聞の情報をなぞるような話題になることがありますが、話が合わなくてちょっときつくなったりすることがあります。
でも、ちょっと前までは、自分もそうだった・・・と思うと
知らないよりは、知っていることが、自分の成長に大変に役立っていると感じました。
藤井先生の次回のコンテンツも楽しみにしています。
よもぎ大福 さま